Nonary_works ランドセルカバーのこだわり
白くならない0.45mm厚日本製ビニール使用
市販のランドセルカバーを使っていると、一番多いのが「白くなってしまった」というお声かと思います。登下校の小学生を見ていても、真っ白になっている物をたくさん見かけます。
当店のカバーは、しっかりした厚みで、また『抗菌処理/ベタつき防止/静電気防止』の3点機能がついた透明度の高い日本製ビニール生地を使用しているため、丈夫で白くなりにくく、長くお使いいただけます。
「既製品とは全然違う」というお言葉をたくさん頂戴しています。
- ソーイング用として販売されているビニールの多くは0.2㍉もしくは0.3㍉です。
- 厚いだけでなく、硬さと柔らかさがあるので、三つ折りにして発送したあとも「折り目は全く気にならなかった」とおっしゃる方が殆どです。
- 厚ければいいのかと思い、0.5mmにしたこともあるのですが、そちらは長持ちしませんでした。
ズレを防いで 時間割が隠れない 深い内ポケット
1年目、黄色いランドセルカバーを使っていた時の最大の悩みはカバーがすぐ外れてしまうことでした。
「ここがもっと長ければハズれないのになぁ」
と日々思っていたことから深い内ポケット式のカバーが生まれました。
カバー裏のポケット部分は、10㌢程度の物がほとんど。
そのため、
「すぐに下からハズレてしまう」
「カバーの中央あたりがたゆんでしまう」
という現象が起きます。
「ランドセルにぴったりフィットしていないカバー」をよく見かけるのは、ここが原因の1つ。
カバーが取れてしまってランドセルに突っ込んで帰ってくるお子さんもいるのだそうです。
ランドセルにしっかりフィットし、また時間割を隠すこともない、深い透明ポケットを採用しています。
アタラランドセルなど、時間割ポケットのないランドセルの方にも好評です。
Dカン+ゴム仕様⇨ゴムが伸びても何度でも交換OK
「白くなってしまった」という声以上に多いのが、
「ゴムが切れてしまった」
「ゴムが伸びてしまった」
という声。
大手メーカーのランドセルカバーでも、
「着けようとしたときにゴムがハズレてしまって1度も使えなかった」
等のレビューをよく目にします。
ミシンで縫い付ける物がほとんどなので、力が加わるとどうしても取れやすくなります。
そこで、
☒簡単にゴムがハズれない
☒ゴムを何度でも取り替えられる
仕様を考えました。
我が家の場合、4年間使用してもゴムが伸びることも取れることもありませんでした。
掛けるだけのタイプに比べると、ゴムでギュッと結んでカバーが動かなくなるので、ランドセルにきれいにフィットします。
吊り下げ用の金具がないタイプでも問題なくお使いいただけます。
撮影用にリボン結びですが、固結びにして、不要な部分を切ってしまった方がよりズレにくくなります。リボン結びでも外れたことはありません。(我が家調べ)
裏は縁取りなし⇨隙間からチラ見えしない
非常にささいなことなのですが、裏側のポケット部やベルト部分をバイアステープで縁取ったり、ラミネート生地を使ったりすると、表側のすき間からほんの少しその部分が見えてしまいます。
あえて透明ビニールをそのまま使うことで、表から見えずすっきり仕上げました。ランドセル内部の意匠も邪魔しません。
裁断の際にビニールに線が引けないので、製作上は少し難易度が上がります。
(ビニールには手芸用チャコが使えないので、油性ペンを使う場合が多いです。)
手抜きでバイアステープを付けていないわけではありません笑
生地下もビニールで補強⇨飾り鋲で生地が破れない
□透明部分→ビニール
□下部分→ラミネート生地
で切り替えているものが多いのですが、特にリバティのラミネート生地は薄く、傷みやすいため、ラミネート生地とビニール生地の2枚仕立てにしています。
特に最近のランドセルは、かぶせの下の方に【立体的な飾り鋲】が多いため、その飾りで生地が傷んでしまいます。
娘に作った第1号も最初に傷んだのはその部分でした。
また、ここがラミネート生地1枚だと生地が弱い分波打ってしまいがちです。
そのため、二重にして補強しています。
(写真の四角部分)
上部の角も角丸仕上げ⇨めくれにくく目に当たりにくい
上部の角は「直角」になっているものをよく見かけますが、直角にするとどうしてもその部分がめくれてきてしまいます。
両角を丸くすることで、めくれを防止しています。
また、特に低学年のうちは、ランドセルを背負ったり下ろしたする際に、ちょうどこの角部分が目の近くを通ります。
固いビニールの尖った角で、目や目の付近を傷つけることがないよう、安全面も考慮しました。
暗い帰り道も天気が悪い日も安心 日本製反射テープ
車を運転していると、反射テープの輝きで歩行者がいると気づくことがよくあります。
冬場暗い時間帯に下校する高学年はもちろん、朝夕の薄暗い時間帯にも意外と反射テープの光りが目に入ります。
デザインを損なわないように、さりげなくお子様の安全を守ります。
作り始めたころは、手に入りやすい海外製の物を使用していましたが、薄さや折れ目が気になり、現在は日本製の上質なテープを取り寄せています。写真では分かりにくいのですが、厚み・手触り・光り方が全く違います。
ex.厚み
海外製…ティッシュペーパー1枚
日本製…写真用紙1枚